堀哲郎 マスターズ第2戦

weblogo.gif




Copyright GREENFIELD2009 All Rights Reserved

1. エリアの絞込み
 前週プラの時点で天気予報では、この不順な天気は当日迄続くと考え、狙いをスポーニングエリアの周辺3~5mに的を絞りました。具体的には、西川の岬沖、北中前の小さな張り出し、鵜ノ島東のブレイクラインの3ヶ所でした。
 畳岩周辺も数は出ましたが、サイズと釣れたレンジが曖昧だった為、試合期間中はいなくなる魚だと考え外しました。

2. バスの付場所の発見と釣り方
 バスが付いていると思われる場所を岩、地形の変化、ウィードの3つに絞りチェックした所、1番バイトを多く取れたのが枯れウィードでした。枯れウィードも絨毯状になったある程度面積のあるものでした。

 この様な所で、ダウンショット、ネコリグ、ノーシンカー等のリグを試しましたが、一番バイトの取れたのがダウンショットシンカーを枯れウィードに引っ掛けて絶対に動かさず止めておき、ラインテンションでポークを軽くダートさせる事でした。
 ラインテンションの操作はシェイクではなくゆっくり緩める張るのイメージです。この動作を1ヶ所で10回程度行いバイトがなければ、約50cmズル引きシンカーを枯れウィードに引っ掛けて同じ事をする繰り返しです。
 したがって、幅1m長さ2mの枯れウィード絨毯を探るのに8回程ウィードに引っ掛けるので、この1枚をやり切るのに30分~40分掛かります。

ウィードじゅうたん.jpg

 リグやひとつの動作は基本的な事ですが、1日中正確に行うには、集中力とそれを補うタックルバランスが必要であり、リグを必要以上に動かさず細かく舐めて行くように短いウィードを這わせ細かな誘いを入れていくには、ダウンショット・ノーシンカー用に設計された24tオールソリッドカーボンであるASS1-UL61がもっとも適していました。
 事実、入れ替わりポイントに入るマスターズ戦の船団の中で、このエリアで、2日間唯一バイトを得られた事は、ロッドによっての釣果の差が表れた例でしょう。

3. トーナメント当日への準備
(1) 枯れウィードは幅1~2m、長さ2~3mの広さのものですが、西川の岬では3mラインに3ヶ所、4,5mラインに3ヶ所、北中前は3,5mに2ヶ所、4,5mに2ヶ所、鵜ノ島東では3,5mに2ヶ所も選び(どこもプラでバイトがあった所)、これをピンで釣る為の山立てをしました。

(2) バイトはショートバイトなのでバイトをわずかに感じたら充分食い込ませる為、ロッドを送ってやる事にしました。(プラではフッキングしない事も多くあったため)

4.トーナメント当日
(1)初日は西川の岬が空いていたので、最初に入り1ヶ所40分で1500g+1100gのメス、オスを2匹獲りました。
周りに入った人の釣りを見ていると、釣り方があっていなかったり、バイトが捕れていない感じでしたので、他の選手に自分の残っているポイントでは余り釣られないと思い、北中前、鵜ノ島東に入ろうとしましたが、先行者が居るので西川で残り時間を費やす事に決め、全体的に、初日はそれ程ウエイトは上がらず、2日目にウエイトがややアップすると考え2日目にバスを残すことにしました。
(今考えると、自分は当たり前になってしまっていますが、ロッドによる、細かなウィードの変化を捉えられる事や魚が咥える時間の長さの差が釣果の違いに出ていたのかもしれません。)

(2)2日目は北中前に入るつもりでしたが、既に先行者が4人いたので、また西川に入りました。
すぐに釣れたバスを見ると明らかに自分の狙っているバスと違うサイズ(約600g)で水は酸欠状態でした。
この酸欠の水は南風で運ばれてきたものなので、表層がより悪いと考え、影響を受けづらい4,5mのポイントを狙う事にしました。
すぐに1000gのバスを釣り、風が吹かない限りこのレンジでやり通す事としました。

しばらくして別の4,5mで推定1500から1800gのバスを掛けましたがボート際に引き寄せる時にラインブレイクしてしまいました。

切れたラインを見ると根ズレで切れて当たり前の状態・・・。

岩やウィードに、10分以上張って緩めてを繰り返していたので、相当擦れていたのでしょう。すぐに、1匹が釣れた事から、その後のラインチェックを少し怠っていました。いくらバラシ難いロッドや強いラインを使っていても、傷がついたラインは簡単に切れてしまいます。
自分の不注意を今でも反省しています。

気を取り直して、釣りを続け違うポイントの4,5mで900gを獲りましたが、帰着時間がせまり終了となりました。

トーナメントの2日後に、上記の釣り方を撮影しました。かなり荒れていた為、少し見づらいかもしれませんが、ロッドの動かし方(激荒れの為ちょっと見づらいですが)ショートバイトのロッドの送り方も判ると思いますので是非見て下さい。
 けして難しい釣りはしていないので、その分丁寧にアプローチし、タックルバランスを気を付ければ、釣れると思いますので、参考になればと思います。

タックル
ダウンショット
ロッド:ASS1-UL61
リール:2000番
ライン:フロロカーボン3LB
ルアー:Z&元気 カットポーク(ダウンショット、ノーシンカー用)
フック:マスバリ


P4180999.JPG